下町ものづくりシリーズ(4)手拭い

手拭い

先日、相談室の壁にかかっている手ぬぐい額の手拭いを入れ替えました。

この手拭いは、葛飾区・立石の「東京和晒(とうきょうわざらし)」さんから通信販売で購入しました。1月から12月まで1年分12枚、季節の風物が染め抜かれた手拭いです。各月の絵柄は→こちら

あじさいのシーズン(6月)も終わったので・・・・・・

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額から外して朝顔に入れ替えます。亀の木彫刻を外して・・・・・・

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朝顔の手ぬぐいと・・・・・・

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無事に交換完了。藍色が鮮やかです。浴衣にしてもいい柄ですね。

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夏らしい相談室になりました。お隣の菖蒲(5月)は葛飾の花で、この相談室は「菖蒲」と名前をつけていますので、季節にかかわらずそのまま掛けておきます。

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実は4月からずっと菖蒲(5月)とあじさい(6月)を飾ってきたのですが、うっかり入れ替え時期を過ぎてしまいました。朝顔は「7月」ということになっていますがもう8月。「8月」はうちわの模様です。これも8月中には登場してもらいましょう。

出番を待っている手ぬぐいたち。桜(4月)はもうひとつの相談室「桜」にかかっています。

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製品の袋の裏側には「関東注染工業協同組合」とありました。「注染(ちゅうせん)」というのは、東京和晒さんのホームページによると、「木枠に張った型紙へ、防染糊を専用のヘラで引き、1枚ずつ手作業で布に柄を付けていきます。布を折りたたんだ状態で上から染料を注ぎ、減圧タンクで吸引し柄を発色させ、その後、水洗→乾燥→整理仕上げを必要とします。明治以降、ゆかたの大量生産で発展した伝統的な染め方の一つで、工程ごとに専門の職人がいます。」だそうです。一枚ずつの手作業ならではの味わいがあります。

 

東京和晒さんのホームページはこちら。明治22年創業といいますから、もう社歴100年以上。これからも世代を超えて美しい手拭いを作ってください。http://www.tenugui.co.jp/

オリジナルの手拭いの注文も受け付けています。以前、TVのタ○リ倶楽部で、タ○リさんが手拭い工場に来て空○アワーのオリジナル手拭いを作るという企画がありましたが(たまたま私もその回をTVで見ました。)、あれはこちらの会社だったそうです。なるほど。